日本初のワニガメ専門書!巨匠、荻野要氏や大久保智哉氏のレポートも!

ワニガメの巨匠達が語る!知識だけでは語れない世界!生き物に対する熱い想い!

実際に本の著者である大久保氏と対談してみた。ワニガメ・オルカの特徴や岡谷にあるワニガメ生態研究所について尋ねてみる。


まずはじめに特徴や魅了について。ワニガメは最強の爬虫類といっても過言ではない。本来の生息地以外に放った場合は生態系を壊しかねない危険性があるくらいだ。それはブラックバスの比ではない。(無論ブラックバスの魅力も理解しているつもりだが)


ワニガメには天敵が存在しない


例えライオンであってもワニガメには決して挑まないだろう。


この本の中には筆者である大久保智哉氏が飼っているワニガメも登場する。

ワニガメの中でも素質が高く、巨大な頭部と異常なまでの成長線の太さが、この筆者のワニガメの特徴だ。


ワニガメの貴重な写真や情報が満載


こちらの書籍は写真集のような構成でレイアウトされており、ワニガメが好きな人なら眺めているだけで十分満足できそう。


2部におよび、ワニガメの生態についての内容や数多くのワニガメが載っており、ワニガメの世界では巨匠とも言われる荻野要さんなど、飼い主様達のこだわりがこちらの本に凝縮されている。


ちなみに本の挿絵はイラスタが担当した。


※このときはRYO(BOYS FOR LIFE)と名乗っていた。


※現在イラスタに改名



■唯一無二のワニガメの生態系
■知識だけではないワニガメの巨匠達が語る熱い想い
■日本初のワニガメ専門書について

日本に"オルカ"と名付けられたワニガメは唯一無二の成長線を持つ!

お分かりであろう、オルカは強いワニガメの素質を兼ね備えている。頭部と成長線を見ると、その亀の将来性が分かるという。


成長線とは甲羅にある線の太さを指す。亀模様と例えたら伝わりやすい。オルカの場合はその模様のララインが比較的に白く、そのハッキリとしたコントラストの美しさ。


この成長線はオルカ特有の個性です。


※こちらの本ですが絶版になる可能性有り


本の作成に携わらせていただき、挿絵や、その他の打ち合わせなどで、様々な話をお聞きした。


巨大な頭部がオルカの特徴!ワニガメの素質や将来性が分かる!

頭部もワニガメが大きく成長するであろうと判断できる大事なポイントで、生まれ持った才能と言える。


おそらく、ワニガメや爬虫類のイベントにご参加したことがあるならば事実オルカを知らない人はいないではないか?…といっても過言ではないくらいの知名度を誇る。


"ワニガメには天敵がいない"というのも個人的には魅力を感じる。生物学的にも圧倒的な生命力や強さを示す。その強さに惹かれてワニガメを飼う人もいるようだ。


※基本知識としてワニガメは日本に生息しておらず、本来の主な生息地はアメリカ(基本的な情報は省く)


才能を秘めたオルカはワニガメ界のスター的存在!?

アスリートでも、若い頃から注目されている選手がいるように、それはワニガメの世界でも同様。


ワニガメ"オルカ"は今から、およそ20年近く前から業界の間で認知されていた


"オルカとたまたまご縁があった"とご本人も語っていたように、本当に貴重な出会いはどのタイミングで訪れるか分からない。


オルカを飼ったのは今から20年程、前である事から当時はネットでの情報も今程に無い。ご本人も、この頃はインターネットを日頃から使える環境では無かったと言っている。


そこで、何故、オルカのような特別な個体に出会えたのか?と疑問ではあったが、話を聞いてみると、その出会いはリアルな人間関係がキッカケだそう。


大久保氏は、幼い頃から様々なペットショップを渡り歩いていて、数多くの爬虫類を飼っていた。ニワトリ、金魚から始まり、常に生き物と触れあえる環境にいた。


実際にノウハウを集めるだけでなく、飼う、触れる、近くで観察できる環境、幼い頃からペットショップを行き来する事で得られた感覚的なもの。


筆者の大久保智哉氏は、様々な人達と交流を持ち、爬虫類雑誌"クリーパー"や専門書などで幾度となく特集されてきた人物。


ワニガメ生態研究所所長である荻野要氏も、ずっと前からオルカを知っていた?


おそらくオルカは分かる人が見たら分かる特徴から"誰があのワニガメ(オルカ)を飼っているんだろう"

と、しばらく謎に包またままであった。


そして実際に荻野要氏と大久保氏が交流が深いのも、このことがキッカケだったのか?

それよりも、シンプルに生き物に対しての情熱で繋がったのかもしれない。


生き物を飼うのに大切なのは知識だけではない?爬虫類専門家が語る!

生き物を飼うのに大切なのは知識だけではない?最も大切なのは

確実に言えるのは生半可な気持ちではワニガメは飼えない点。筆者の大久保氏曰く、他の生き物を飼ってきた経験がいかされるのだという。


最初は金魚を飼ったり、常に生き物が身近にいる環境で、どんな小さな生き物であっても、飼うと決めたら、例え忙しくても生き物を優先する。常に気にかける事が大切だということ。


荻野要さんと大久保智哉さんの深い関係性


事実、最初に荻野要さんと大久保智哉さんが意気投合したキッカケは"金魚の話"からだそうではじめに飼った生き物は?という話は、その人のこだわりを知る上で、実はかなり重要な部分。


それが、昆虫、爬虫類、魚、動物、どのジャンルであっても同じことなのかもしれない。


何事も小さな積み重ねや基本が大切


ワニガメハンドブックを書いた大久保智哉氏は、このように幼少期から強い意志を持っていたこと

日頃から経験し、長い年月の中で多くの学びを得られたのだと思う。


ワニガメ業界で話題のブログ!オルカプロジェクトは業界ロングセラー!

大久保智哉氏はワニガメ、爬虫類を中心に生き物に関する情報を10年継続し、ほぼ無休で毎日ブログを投稿されている。生き物に対する情熱があり、それを共有したいという気持ちからだろう。

ブログでは生き物を飼うときの知識や情報は勿論、飼った以上その生き物と、どのように向き合うか…という哲学的な内容も深く感じ取れる。

同じ種類の生き物であっても、その中で個体差や性格が異なる点などを考えると、やはり生き物に対しての愛情が最も大切なのではないだろうか?

こちらのブログは生き物が好きな人には是非とも読んでいただきたい貴重な内容が記されている。

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