鬼滅の刃で圧倒的なカリスマ性と強さを誇る柱!過去の悲劇やトラウマを力に変える!
シリアスな内容ゃショッキングな内容も多く、その中で笑いや感動もあったりと、もの凄い勢いで感情が動かされる。
物語が進む中で、主人公側だけでなく時には敵(鬼)にスポットが当たるシーンなどもあり、そのキャラクターの思考や人生観までを映し出す。
少し話が外れるが、個人的な感想だが鬼滅の刃に関しては「機動戦士ガンダム」や「逆襲のシャア」「進撃の巨人」を見たときと似たような感覚をおぼえた。
つまり衝撃的だと言うこと…
鬼滅の刃に登場する頭メンバーの魅力は奥深くシリアスな内容が含まれる
過去の悲劇やトラウマを抱えながら強く生きる人間のストーリーが描かれているのだ
今回は9人の柱メンバーの中から四人に的を絞り、それぞれのキャラクターについて独自の視点で語ってみる。勿論、個人の主観も含まれるが…
■ クールなだけではない!富岡義勇の男気と決断力!
■ 胡蝶しのぶは特別な女性キャラ!少年誌の常識を破壊!鬼滅の人気投票では上位にランクイン!
■ 悲鳴嶼の強さ!揺るぎない精神!己の掟や誓い中で動くこと!
無一郎の才能に隠された過去!才能だけでは超えられない壁!
無一郎の両親は彼が10歳の時に他界しており、さらに思考停止しているように見えるのは過去の事故が大きく影響している。
天才的な才能をもっており、その才能は柱のリーダーが目をつけていた程であり、無一郎が柱になったのは必然といえる。
剣術才能のみならず彼は血統にも恵まれ「日の呼吸」を扱う一族の末裔。それだけの才能を持った無一郎だが双子の兄に「無能」呼ばわり。これは兄弟仲が悪いというよりは反りがあわなかった。
それにしてもだが、名前をディスられるというリアリティのあるエピソードが見ていて辛い。
無一郎は天性の才能がありながら、性格はフワッとしており、人の話や状況が頭に入ってこない。
無一郎は才能はあったが経験値が足りなかった?
追い詰められたとき…才能だけでは厳しい?
信念がなければ本当の力を出せない?
登場当初は部分的に思考が働いてない様子で柱としての信念や拘りも、ほとんど感じられない。
彼は才能はあったが経験値を得られなかったという意見も…
確かに、登場当初は他のキャラクターと比べると率先して挑むような姿勢は見受けられなかった。
無一郎は過去を取り戻した。
「無一郎の無は無限の無である」という兄の言葉を知り涙した。これをきっかけに彼は精神的にも強くなれた。信念を持ち柱として闘う決意をしたのだ。
この時の無一郎は才能、血統、信念の三拍子が揃ったといえる。
信念があってこそ人は強くなれる!才能だけではないということか…
そんな覚醒した無一郎を描いてみたのだが、勿論その姿、表情は普段とは異なったイメージだ。
クールなだけではない!富岡義勇の男気と決断力!
富岡義勇作中で男女問わず最も人気が高いキャラクターの一人。人気の理由は強さだけではない。強さで比較するならば他にも強者は多数存在する。
嫌われる勇気を持ちたければ富岡義勇から学べ!
義勇は独立した精神を持っており、臨機応変な判断力がある。彼は必要であれば組織の掟を破ることもあるのだが、これも人情である。
主人公である炭次郎がまだ弱き頃、彼の情熱な心を動かされ、組織の掟に背いた。炭次郎をかばった。冷静で、典型的なクールキャラだが時には情に熱く、優しい一面を小出しする。
個人的な感想だが「よほどの覚悟や信念がなければ組織の中で、このような決断はできない…」と、彼を尊敬してしまった。
クールなだけに感情が読み取りにくいのだが涼しい顔をしてハイリスクを取る。嫌われる勇気を持ちたければ義勇から学ぶべきなのかもしれない。
義勇は王道なクールキャラなのだが、他の個性的なキャラクターが絡むことによって面白さが増す。少し天然キャラにも見えてくるのは気のせいだろうか?
突き抜けたカッコ良さと繊細さを兼ね備えているようにも見えるが…
いずれにしても人気漫画のクールキャラの王道であるが、鬼滅の刃に登場する他のキャラクターの絡みや、物語が進む中で義勇は王道のクールキャラから掛け離れていく。
先程、嫌われる勇気について述べたが本人は周囲に「嫌われていない」と断言している。
それに対して仲間の胡蝶しのぶは「富岡さんは嫌われている自覚がない」とキツイ一言で返すのだが、このやりとりはリアルに考えると凄い。
一見仲が良いのか、コントにも見えるやりとりだが、実際、このやりとりは命懸けのシーンで見られたこと。サイコパスキャラとクールキャラ…信念を持った強者が衝突した瞬間であった。
富岡義勇については過去記事もあるので宜しければどうぞ
胡蝶しのぶは特別な女性キャラ!少年誌の常識を破壊!鬼滅の人気投票では上位にランクイン!
毒舌、冷静、サイコパス…。それも過去の悲しみによるもの。彼女は宿敵を倒すため、執念に満ち溢れている。品格のある言葉使いで、たんたんと話すところが恐ろしい。
実力も備わっており、数ある少年誌の中でも強烈なインパクトを残した女性キャラクターの一人だ。
今、サイコパスと述べたが彼女の中で敵討ちが強い目的であり、この性格、言動なとは目的を達成するために備わったもの。本来の彼女は姉想い、家族想いの優しい女性だったに違いない。過去のシーンでは姉から稽古を受ける健気な姿が描かれている。
理系女子のような性格で、薄ら笑いを見せながら毒舌をいう…。たんたんと残酷な言葉を連呼しながら相手を追い込むなどのドSっぷり。これには怒りや悲しみ、復讐心など複雑な感情が入り混じっているとも捉えられる。
個人的には、それらのシーンを見ていると何故かスッキリするのだが、私(イラスタ)自身もサイコパスに当てはまるのか?
しかし、実際、彼女はサイコパスではなく、それはあくまで表面上である。
毒舌だけに毒を武器として扱う彼女は、常に冷静である。刀に毒を仕込み敵を毒殺…あるいは尖った刀で突く。
この尖り切ったキャラクターが人気の秘訣か。
少年誌の中で、さらにいえば魅力溢れる男性キャラクターが沢山登場する鬼滅の刃の中でで女性の胡蝶しのぶが上位にランクイン。これは凄いことである。勿論、女性読者も多いだろうが、個人的にも胡蝶しのぶはお気に入りのキャラクターである。
胡蝶しのぶについては過去記事があるので宜しければどうぞ。
悲鳴嶼の強さ!揺るぎない精神!己の掟や誓い中で動くこと!
「悲鳴嶼は柱最強」と読者からもリスペクトが高いキャラクター。
ボディビルダーやアスリートのような強い精神と肉体を兼ね備えている。
胸元の数珠や羽織に描かれている漢字を見て分かる通り、仏の精神を持つ。これに対し皆さんはどのようなイメージを持つだろうか。
おそらく彼のような人間は何かを崇拝し迷いが無い。迷いがなく信念があるからこそ強くなれる。
本来なら人は(私も含め)精神状態によって左右されがちであるが彼の意志は岩のように頑丈で決して揺るがない。
悲鳴嶼は己の掟や誓い中で動くのだ。
彼は日々の辛い修行も黙々と続けるタイプであろう。(勿論、個人的な悲鳴嶼のイメージではあるが…)
「何かに誓うものは揺るぎない強い精神をもつ」
彼は甘えもなく、むしろ身寄りのない子供達を必死に守ってきたのだ。
作中では様々な能力や技能を持った最強キャラクターが数多く登場する。特に富岡義勇など、読者の間で人気の高いキャラクターもいるが、柱の中で悲鳴嶼の存在は大きく、裏番といっても良い。
悲鳴嶼のアスリート精神!柱最強か?悲鳴嶼から学ぶ強さの秘訣とは?
普段は念仏のように独り言を発しているが、鬼を目の前にすると表情が変わり戦闘モードに突入。意外にも情に熱く、非常に頼り甲斐のある男として描かれている。
守るべき者、倒すべき者、目的が明確だ。これは他の柱も同じく同志が集まった事でさらに力を発揮するようだ。
彼のような男に憧れ、目指すのであれば誓いを持てば良い。筋力トレーニングをするにしてもだ。
しかしながら含め常人にとっては簡単なことではない…己との闘いである。
揺るぎない精神と誓いが彼をここまで強くしたといえる。
まとめると…
柱が登場した当初…個人的にはハンターハンターの幻影旅団にも匹敵するくらいのインパクトを感じた。
味方なのだが、悪役に近い凶々しいオーラを放つキャラクターなども存在する。
しかし、第一印象や見た目で判断せずに物語を読むにつれキャラクターの内面を知り、感動へと変わっていく。
作中では、それぞれの悲しい過去なども語られるが、彼等は過去の想いを胸に強さを増していく。想像を超える展開になる。
様々な食材を活用した創作料理で様々な素材の味を楽しむ。