幽遊白書・強さランキング1、2位を争う軀の過去はR指定?玩具奴隷から這い上がった人物!

骸は奴隷商人・痴皇の"娘"!幽遊白書・軀の知られざる過去!

魔界では雷禅(らいぜん)、軀(むくろ)が魔界を二分するほどの勢力を誇る。


その後、黄泉(よみ)が勢力を付けた。この三名の妖怪によって魔界のパワーバランスが保たれていたのだろう。


もし、三名のいずれかに闘いを挑だ場合、例え勝っても体力が失われる点、その後、勢力が弱ったところを狙われるリスクも考えられる。


魔界三大妖怪は作中で絶対的な存在


雷禅(らいぜん)

(むくろ)

黄泉(よみ)


魔界はこの三名の妖怪が牛耳っているのだが物語の途中で雷禅が去った。以前から、それを事前に予想していたは勢力拡大のために飛影をスカウトする。


飛影は過去に骸の側近とも面識があり、は飛影の事を以前から知っている様子。


実力、将来性を見抜いての事だと思うが、は飛影に特別な感情を抱いていた。


 軀は知名度が高いが、包帯のような布で姿を覆っているため容姿は謎につつまれていた。そして滅多に姿を現さない。


まさかが奴隷商人・痴皇の""だったとは知る余地もなかった


そんな幽遊白書に登場する「軀」をイラストと合わせて解説してみる。



■痴皇の玩具奴隷としての人生を生きた過去
■呪いによる強さ、飛影との関係性
■呪いから解放された軀を描いてみる

彼女は七歳のとき自ら酸をかぶり身体を焼いた!自由を手にするために…

は飛影の存在によって心を開き、過去が明かされていくのだが、それが衝撃を生む。おそらく誰にも語ってこなかった、いや語れなかった過去であろう。


は痴皇(父親)に生まれながらに腹を改造された。幼少期から奴隷としての人生を歩み、弄ばられる日々を送る。


誕生日になると身体に新しい傷が増える


そんな玩具奴隷の人生から解放されようと7歳の頃に、自ら酸を被り痴王の興味を背けた。


つまり痴皇の思考や理屈から言えば「壊れた玩具は捨てる」ということ…


事前に痴皇は報復されることを恐れ"偽りの記憶"をに植え付けていた


催眠に掛かったが父親を報復しようとすると頭の中で、嘘の記憶が映し出される。


それは"花畑で微笑みながら親子で遊ぶ様子"など平和で円満に暮らす家庭の記憶。


そう…彼女は心の奥底まで痴皇に支配されていたのだ。


少年誌の枠をこえた話で痴皇は悪を通り越した鬼畜は玩具奴隷としての人生を幼少期からおくってきた。これを知った読者も何がなんだか、頭が整理できず方針状態になったのではないだろうか。


漫画はエンターテイメントであるが、この話は現実感があるため心の奥で整理する必要がある。読んだ後もしばらく独りで抱え込んでしまう程のエピソード。


事実、私(イラスタ )も、この漫画のシーンを人に話した事はない。しかし、を語る上ではとても重要な部分である。


魔界の巨大な国家を牛耳る軀の強さの秘訣は?

は「呪いのおかげで強さを手にした」と語る。そして、いつの日か巨大な国家を築き上げるまでに至った。


自由を手にしたは強さを追い求める。強さの秘訣はこの反動と精神力にあるのだろうが、逆に精神が不安定になると実力が発揮できないという欠点もあるようだ。作中、最強とされる軀であるが、精神的にデリケートな面が見られる。


飛影が「強くなれたのは呪いのおかげではない迷いのせい」と口にした瞬間に異変が起きる。


一瞬の一コマだが飛影は軀の一撃(打撃)で重症を負うはめになった。


軀は特に、誕生日の日が近づくにつれ精神が不安定になってゆく。この日はタイミングが悪く、飛影の一言が刺さったようだ。


※この件について仲間の蔵馬は「仲の良い証拠」という一言であっさり流すのだった。


※その後、飛影はの誕生日に衝撃のバースデイプレゼントを届けるのだが…。個人的な感想だが、これは映画ハンニバルに匹敵するインパクトだった。


飛影と軀は二人は深い絆で結ばれた。魔界最強を誇る彼女が穏やかに飛影に微笑みかける。

登場当初のは全身包帯のような生地で巻かれ、札が貼られている。この妖しい雰囲気だったり、知的で全てを見透かしたような発言などが印象的。その後、飛影に自らの姿をさらけ出すと同時に、互いの記憶を共有していく。


顔や身体の半分が焼かれ皮膚が溶けているのと、身体が部分的に機械化(改造)されているのが特徴。


父親から逃れるため自ら酸を被ったのが七歳の頃


彼女が普段から素顔を見せるようになったのは、その呪縛を飛影によって解かれたからだろう。


飛影から届けられた植物!漫画でありながら現実と非現実の境界線!ギリギリのライン!

ある日、飛影は軀のもとに訪れた。いつのまに痴皇を捕らえたのか謎だが、仲間の蔵馬の元に訪れ「ある植物」を受け取り、その植物を痴皇に寄生させた。植物と化した痴皇は身動きもとれず、眠りもない。


植物が本能的に傷を治癒するが痛みは感じる状態…つまり半永久に苦しみ続けるということ。


「あとは自由に…」と言わんばかりに…


植物と化した痴皇を飛影は骸の元に届けるのだった


※痴皇にヒトモドキという植物を寄生させた


飛影はのもとに痴皇を置き去りにし、軀に一言だけ残した。


「ハッピー バースデイ」


優しさに定義はない?善悪も同様か!特にこの二人の場合は…

そしての呪縛(洗脳)が解かれていく。飛影に向かって微笑むシーンがあるが、これは互いの心の中を共有しているから。飛影は骸の過去の記憶を知っている。もはや善悪の話ではない。


互いに恋愛感情のようなものを抱いてるのかどうかも不明。飛影は妹(雪菜)には感情移入しているようであるが、間接的に優しさを見せたことはない。(これもまた遠回しで深い)


飛影とは二人は深い絆で結ばれた。魔界最強を誇るが徐々に穏やかになっていく…。


彼女の中で魔界統一という目的は消えていく


その後、魔界トーナメントが開催され、飛影と激突するが、これまでの骸と違い「呪い」が宿っていない。このような穏やかな大会で本来(以前)の力を発揮することはなかった。


幽遊白書に登場する骸を描いてみた!過去と現在のギャップ…

キャラクターを描くにあたり、それぞれのストーリーが自然と頭に浮かぶ。ヤル気が左右される訳ではないが、描くイラストによって多少気分が変わる。何故か今回は妙な落ち着きがあった。

※今回はイラストの説明は無し

今晩の夜食
ちなみにステーキはレア派

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